オークションを使って中古車を買う
「オークション市場で自分の車を買う」という人も増えてきました。
中古車販売店に「こんな車を探してください」と車種や色、そして年式に走行距離。
要望を伝えてもなかなか見つからないっていう経験はないでしょうか?
ならば、自分で、もしくはオークションの代行をしてくれる人に頼んで、好みの車をオークション市場から探してきてもらうのです。
オークション市場では、たくさんの中古車の売買が行われています。
中古車市場には、まず売却するオーナーがいて、買取業者がいます。
買取業者と販売業者を結び付けるオークション運営会社があり、オークション運営会社が定期的に開催するオークションに買取業者が出品し、販売業者が落札します。
その販売業者が落札した車が中古車販売業者の展示場に並び、それを消費者が買うという仕組みになっています。
この仕組みの中で、オークションから直接車を購入すれば、販売業者をとさないので、そのぶん利益が乗らない価格、いつまり流通の相場価格で買うことができます。
店頭の販売価格より安く買えるのです。
大まかにいって10%前後、数十万円は安く買えると考えてよいでしょう。
ただし、オークション市場から直接購入するには、参加資格が必要です。
そのため、い多庵的ではなく、利用している人のほとんどは代行業者に依頼しています。
もちろん代行業者に手数料を支払うことになるのですが、相場は車体価格の5%もしくは5万円前後です。
オークションの相場価格に15%前後は乗せて店頭価格としている中古車販売業者に比べたら、それでも購入者にとってはかしこい買い方といってよいでしょう。
もちろん、現在の経済環境下では、中古車販売店が15%上乗せするといっても、その中で車のクリーニング代や補修費を含むので、かなり厳しい経営になることは事実です。
オークション代行は、確かに購入費用を安く抑えることができますが、デメリットもあります。
それは、実際に試乗したり、実物をアレコレ確認することができないことです。
つまり、車が届くまでわからないということです。
ですが、実際に乗ってみて「異変に気づけば」オークションに依頼した業者に修理を依頼すれば対応はしてくれます。
ただし、エンジンがおかしいなどのクレームは通用しますが、思ったよりキズが大きかったといった細かなことは自腹で対応しなくてはならないです。
ですので、信頼できる代行業者に頼むことをおすすめします。
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